だから、もどかしい。

日々の「もどかしさ」をカタチに。 ※金曜日更新

本質的なこと

最近よく思うんですよね、

今、「本質的なこと」が失われてるって。

正しくは、

本質的なものを僕たち人間が感じられなくなってきた

と言うべきでしょうか。

なんだけど、何が厄介かって、

それが何なのかは今の言葉では言い表せない。

 

 

 

 

だから、もどかしい。

 

 

 

 

前提として、今の言葉って科学技術の発展と共に成り立ってきて、

それは表面的なものであり、

数字にできるもの、目に見えるもの、

とも言えると思うんですよね。

 

 

科学技術の目標は、

いかに早く数字を出すか

です。

だからそこで用いられている言葉って

具体的でわかりやすくて

奥行きのないもの。

それはわかりやすいが故に

「感じる機会」を私たちから奪っている。

何においても合理的、効率的な考え方を持ち込んできて

目に見える成果である、

数字をいかに早く出すか

しか考えていない。

その数字の奥に本質的なものがある

って僕は思うんですけどね。

 

特に若い人って何かやるとき必ず、

「何の意味があるんですか?」

「それどこで使うの?」

って聞いてくる方とても多いですよね。

目に見える形の結果だけを求めている。

 

何かをすることが目的ではなくて、

なにを得るかが目標になっている。

(何かを得ること)=(利益)って思っているんでしょうね。

 

もちろん目標を設定してそれをクリアしていくことって

とても大切なことですが、

それをクリアできたか?ってことでしか物事を図ってない。

予定調和が第一の目標となっている。

それって近道に見えて、

いろんなものを感じ、

考える機会を失っているだけなのかなって。

 

 

 

そんなことを思う今日この頃でした。