だから、もどかしい。

日々の「もどかしさ」をカタチに。 ※金曜日更新

同心円

 

 

最近よく思うんですよね、

対人関係は同心円なんじゃないか

って。

 


これどんな意味かっていうと、

ある人と他の人との関係は、

ある人を中心とした同心円に表せる

んじゃないかってことです。

 

 


まぁ、そんなこと言われて見りゃーわかると、

そんな声も聞こえてきそうですけど、

僕が強調したいのは仕組みそのものじゃないんですよ。

 

 

ある人を中心とした同心円だからこそ生じる問題ってのがいっぱいあると思うんですよ。

 

そこを掘り下げていこうかな、と。

 

 


まず前提として、中心に近ければ近いほど仲良いんすよ。

まぁこれは簡単。

そして遠ければ仲わりー。

 

 

なんですけど、

その中心との距離は客観的なものなんですよ。

 

 


でも厄介なのは、

 

中心の人がそこに複数の輪をかける

 

それが同心円となるです。

 

 

 

しかも、

その同心円の輪と輪の感覚って人によって違うんですよね。

 

これが1つ目の問題。

 

例えば、

Aさんを中心とした時と、Bさんを中心とした時に自分が共に10って距離だけ離れてたとしましょう。

Aさんの円では中心から3つ目の輪の中にいて、

Bさんの時は中心から6つ目の輪だったりすると。


この場合、Aさんの方が自分と仲良いと感じているんですよ。

 

客観的には両方と同じくらいの仲なのに、

2人が思ってる自分との距離感は全然違うんですよね。

 

 

そうなんです、

輪の間隔って中心の人の主観なので、

それを理解しないと人間関係の摩擦やすれ違いが生じるんですよね。

 

 

 

 

 


あともう1つ、厄介なのは、


中心にいる人が向いている方向がある

 

ということです。

 

中心にいる人ってその時々によって向きを変えるんですよ。

 

例えば、

職場にいる時は5時の方向向いてるけど、家に帰ってくると9時の方向、とか。

 

そして、

中心の人が向いている方向にいる人はその時中心の人が喋りたい、話したい人です。

逆に、その時背を向けられている人とは中心の人は喋りたくないんですよ。

 


だからどんなに親しくても、

その向きがこちら向きではない時になにかアクションを起こしてしまうと、

中心の人がとても強いストレスを感じるんですよね。

そして自分としては仲良いけどなんか違うなって感じさせてしまうわけです。

 


でも、輪の感覚やどっち向いてるかなんてめちゃくちゃ流動的だし、人それぞれ違うから全く掴みどころがない。

 

 

 

 


だから、もどかしい。

 

 

 

 


じゃあどうするのかって、

その人の輪を他の人を指標として測ればいいんじゃないかな、と思います。

 

自分とその人の間での輪じゃなくて、他の人との輪。

 

そうすれば、少しは見えやすくなってくるかなって。

 


そして、向きってのは中心の人が作った分類なんで、

その人にとって自分はどんな分類の人間なのかってことを考えればいいかなって。

 

 


そんなことを思う、今日この頃でした。
(なんか今回は特にまとまりのない文章になってしまってすみません。)