最近よく思うんですよね、
「プラスだけが非日常じゃない」
と。
近頃は色々ありまして、
色んなものを自粛するようなシーンが多いですよね。
そこでさっき言ったことを感じたんです。
「何かを付け加えることだけが非日常じゃなくて、
何かを無くすことも非日常じゃないか?」
って。
(修行のために何もかも捨てるようなことではないです笑)
突然ですが、
非日常っていうと、どんなこと思い浮かべます?
旅行、ライブ、ディズニー…そんなことでしょうか。
実は全部に共通点があるんです。
外出してる?そこじゃないです、
全て普通の自分にプラスしてるってことです。
通常運転の自分がいて、そこに付け加えるものがあって
初めてその瞬間を非日常と呼ぶ。
それが普通ですよね。
つまり、
「非日常=足し算」
であると。
だから、自分の人生を充実させるには、
基本的に足し算を続ければいいと思ってたんですよね。
(何をしないかじゃなくね?でも書きましたが。)
でもそれだと、限界があると薄々思ってました。
んー、なんというか、
限界という虚無と紙一重の存在に向かっていくこと、
つまり、何かを付け加え続けていくことは、
1歩間違うと虚無へ向かっているということになるって意識があって。
(とてつもなく高いビル、宇宙まで届くビルを作ったら、
そこからの眺めはとてもきれいだと思うんですけど、
何か事故とかがあってそのビルから放り出されちゃうと、
人間なんもできないような、そんなイメージです。)
だから、もどかしい。
と思っていたものの、気付いたんです。
「引き算だって非日常じゃないか」
って。
家にいて、色んなことが制限されてる時に、
ふと今まで通り過ぎて来た物に新発見をするような日々が続いてます。
隠しキャラ的な笑。
それって発見っていうプラスの前に、
今までの日常の中のものをやめてるから発見できたのであって、
引き算がなかったら生まれなかった足し算
って言えると思うんです。
最近は色々つけ加えすぎて、胃もたれしちゃってたような感覚すらあったので、
引き算から生まれる足し算ってのを存分に味わってみよう。
そんなことを思う、今日この頃でした。