だから、もどかしい。

日々の「もどかしさ」をカタチに。 ※金曜日更新

逆流

 

最近よく思うんですよね、

「逆流の中で力を発揮することを目指すべきだ」

と。

 

こんな発言をすると、

万全な時に発揮できるように自分の限界値を高める必要はないのか?

 

っていう意見が聞こえてきそうですけど、

もちろんそれも必要だと思います。

 

でも、現実問題としてそれよりも

逆流の時に力が発揮できるか

のほうが大切だと思います。

 


それはなんでかって、

そもそも、人間って万全であればとてつもない力が発揮できると思うんですよ。

 

例えるなら、万全な時は流れが来ている時であって、

プールで言う流れるプール状態です。

だから、自然と上手く流れていく。

(自ら逆行しなければ、ですけど。)

 

 

しかし、その万全って自分ではなかなか作り出せないんですよ。

周りの力や、偶然、運が大きい。

だから、

万全を目指すのはもちろんですけど、

それだけではいけないかなって。

 

 


即ち、

万全じゃない時、逆流の中でどれだけ自分の力を発揮できるか

の方が大切かな、と。

 

 

 

人生万全ではない状態のほうがはるかに多いわけなので、

多くの場合万全な時を想定して準備したものは、役に立たないことのほうが多い。

 

もちろん、準備がベストなことがベストな結果につながるんですけど、

それを期待しすぎるのは良くない。

だから、

「どうせ、上手くいかないんだろうな」

ってくらいで準備することが大切だってゆう。

 


でも、それだと本当の自分の限界が高まった気がしない。

自分が手を抜いていて、

自分の本当の成長、

本質的な成長が出来ていない気がする。

 

 

 

 


だから、もどかしい。

 

 

 

 


準備は万全にする、

でも、

やっぱり万全じゃない時の方が人生多いから、その時に自分頼れる自分をつくること。

 

 

 

それが大切かなって。

 

 


では、そういう局面になったときに頼れる自分を作るにはどうすればいいか。

 


僕が思うに、

他の人を良く観察し、その人はどんな気持ちか、どうしてそんな行動をとったのか

を自分で考えてみることが大切です。

 

なぜなら、自分が意外な、逆流の状態ってのはそこまで頻繁には巡ってこない。

 

だから、

他の人の緊急事態の時に「自分ならどうするか」

ってことをよく考えておくことが、

自分の逆流の時に役に立つかなって。

 

 

 

まぁ、<人の振り見て我が振り直せ>って感じか。

 

 

 

 

そんなことを思う今日この頃でした。